どこ見てもニラ

140字以上の独り言です。

恋はスリル!ショック!サスペンス!

幽霊って信じる?って特に話すネタのないときによく出てくるな……と個人的に感じるのですが、私は専ら信じてません。「幽霊って信じる?私この間こういう心霊体験をしてね」と話が続くと「うん、でも私幽霊信じてないんやんか」で本当は話が終わるんですけど、信じてない側からすると信じてる人の話は割と面白いので聞く。聞いたところで「でも幽霊なんていないから何の話だったんだろ」って思うだけなんだけど。ごめんやで。

 

ホラー映画はそこそこ好きです、前に書いたけど映画が好きなので。特に邦画のホラーは洋画より面白いと思うからたまに見てます。

小さい頃リングとかそこらへんが流行った時も見てましたが、流行っていたせいで角川ホラー文庫を読むのが大好きになって小学高学年のときの愛読書はホラー小説でした。角川ホラー文庫で出てた本は片っ端から読んでたし、貴志祐介さんの本が大好きでした。小6のとき生まれて初めて海外旅行へ行って(父親の会社から皆勤でお祝い金が出たとかだった気がする)ハワイだったんですけど、ハワイに行って海に行かなかった。今考えるとめちゃくちゃ勿体無い。時差ボケが酷かったのと、当時から引きこもり体質だったんで外でわーい!があんまり好きではなかった。特に家族だし、ホテルで日本から持参した角川ホラー文庫を読んでました。ハワイの思い出がホラー小説を3冊くらい全部読めたって記憶しかないとても残念な人間ですアロハ。

 

こんなに引きこもり体質になったのは、親の影響が多大にあります。ホラー小説だけに限らず私は昔から本を読むのが好きでした。小さい頃は親が寝る前に読み聞かせをしてくれてたんですけど「今日は何読んでほしい?」って聞いたら本を10冊くらい持ってきて親からすると「無理だよ……」ってなってたんだって。児童文学にはそんなに興味なかったから本屋で気になる本を読む、みたいな。外出時は本を持ち歩いて暇なとき読書してました。私自身はこんな感じだったんですが、母親がめちゃくちゃアウトドア大好きで家族を連れて山にキャンプしに行ったり、ママ友たちの家族と一緒にバーベキューしに行ったり、潮干狩り行ったりとにかく外で遊ぶのが大好きな人で拒否権のない頃は色々連れ回されました。でも行ったところで何の面白みも見出せない。山登りはきついし、キャンプしてもバーベキューしても「自分たちで作ったご飯を外で食べるのは美味いだろ!?」「いいえ家の中でテレビ見ながらみんなで寿司とか食べてた方が楽しいです」と思ってた。バーベキューって美味しい?大人になってから、バーベキューって美味しいかどうかじゃなくて友だちたちとバーベキューするのが楽しいってことなんだなぁと知った。焼いた肉を食うなら白飯が欲しい、バーベキューは白飯がない、おにぎり作ってきたよーじゃねえよこっちはお茶碗で飯が食いたい!だからバーベキューって美味しいかと聞かれると「美味しくはない」です。

私が内心アウトドアに連れ回されるのが嫌だなと思ってても、親に逆らえる歳じゃないんで登山とかさせられて本当に!外で自然に触れ合うことが苦手になりました。つまり親の影響は多大なる反面教師だったんです。

あーでも昔ママ友家族の中のお姉さんがキャンプに何故かふしぎ遊戯全巻持ってきててそれを読んだのは楽しかったな。キャンプ全く関係ないけど。

 

小学高学年からホラー小説を読むのが好きで見れる機会があったらホラー映画も好んで見てたんですが、私は幽霊を全く信じてません。この世に起きた怪奇現象、みたいなのも漠然と信じてません。UFOとか宇宙人とか。宇宙人に関しては「地球に人間がいるんだから他の星に生き物がいてもおかしくないし、その星の人たちは私たち地球人のこと「未確認生物」扱いしてるんだろうな」って思ってるから信じてると言えば信じてるかなぁ。信じる信じない以前にいてもおかしくない存在だから、騒ぐまでもないよな、みたいな。

幽霊はねー会ったことないもん。

出会ったこともないものを信じるも何も……世の中の怪奇現象を幽霊のせいにするのは人間のとっても都合のいい言い訳だなぁって思う。さすがに「私幽霊なんです」って人に出会ったら信じる……いやでも幽霊である証拠がないと信じるまでいかない気がする。

 

幽霊の存在は信じてないし、何も怖くないって思うのは「生きている人間の方がよっぽど怖いから」だと思ってるんで。下手すると他人に殺されるような時間に巻き込まれるのと比べると心霊現象なんて可愛いもんやんけ、生きてる人間の方がよっぽど怖いわ。最近変な人多いし。もしかしたら私が「日本で起きた猟奇的殺人事件」とか調べるのがとても好きな、ある意味ちょっとイカれてる人間だからかもしれない。女子高生コンクリとか神戸の有名な事件とか北九州で起きた徐々に洗脳していって一族ほぼ殺した監禁殺人事件とか、調べれば調べるほど「人間って怖いわ」と思います。特に北九州のやつは本当人間本来の姿を浮き彫りにさせてる感じがしてめちゃくちゃ怖いですね。あまりに猟奇的過ぎて当時はワイドショーとかで放送できなかったらしいし。しかも地元っていうのが更にゾワっとする。知らない人は調べてみてくださいすげー怖いから。

 

うちの彼氏も幽霊とかを全く信じない人なんですが理由が「幽霊よりもゴリラの方が怖いじゃん」という。訳のわからない心理を貫いてて「夜道で髪が長くて白い服立ってる女がいるよりもゴリラがいた方が怖え!」と言われて、確かになと思った。確かになってならなかったら彼とは価値観のズレがあるのだろう、ゴリラの幽霊とかも「なんでなん!?」ってなるから怖い、と。うん、まぁそうね寝てる間枕元に幽霊立ってるより枕元にメンフクロウいたら吐くほど怖いわ。

あと職場の元後輩に言われた「幽霊はいるかどうか知らんけど勝手に家に入ってきたら勝手に体に取り憑いてたり、元人間とは考えられない行動はとても失礼だから一言欲しい」ってのは割と笑いました。

 

幽霊とか信じてないしホラー小説もホラー映画も好きな私が人生で唯一めちゃくちゃ怖いと思った作品が韓国のホラー映画「箪笥」です。家の中で怪奇現象が起きる、何やら箪笥がおかしいようだ……とか思ってたら、最後の最後にクッソ怖いオチが待ってます。

 

昔「天井にポスターを貼るとその人の生き霊が夜中に出てきて」云々とかいう怖い話聞いた時「何その有り難さの極み!」と思って天井にポスターを貼りまくった。親から天井にポスター貼り過ぎてて怖いって言われた。推しの生き霊とか、会ってみたい。